こども伝統芸フェス2017~こどもによる日中伝統芸能交流公演

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八重瀬歌舞団(やえせかぶだん) 沖縄
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八重瀬歌舞団(やえせかぶだん) イメージ

 平成13年に結成。

 沖縄県八重瀬町の琉球舞踊や組踊などの琉球芸能や、獅子舞、棒術、エイサーなどの 民俗芸能など、多彩な技を持つ芸能実演家集団。琉球舞踊、琉球音楽、地域の民俗芸能と幅広い芸能を展開し八重瀬町をPRする観光プロモーション芸能団。

 初代団長の故 屋嘉比清の創作曲が主な演目であり、地元八重瀬町にゆかりのある地名や 言葉が多く使用されています。

 今回の公演では、琉球古典芸能”組踊(くみおどり)”の中から、老若男女から 幅広く支持される人気演目「花売の縁」を披露します。

[琉球古典芸能 組踊(くみおどり)]

琉球古典芸能 組踊

 組踊(くみおどり)は、琉球音楽にのせて演じる沖縄独特の歌舞劇です。そして、沖縄が世界に誇る伝統芸能です。

 江戸時代中期の琉球王府の踊奉行であった玉城朝薫という役人が、江戸上りの際に、 能楽などの江戸や上方の芸能を参考にしつつ、琉球の歴史や故事、説話などを取り入れた 歌舞劇「組踊」を創り出し、1719年首里城内で上演し、中国からの使者をもてなしたのが始まりです。

 沖縄の古語のせりふ、琉球の音楽と踊りで、約300年演じられてきた「組踊」は、 能楽や歌舞伎、人形浄瑠璃文楽と同じように国指定重要無形文化財です。 さらに、ユネスコの世界遺産「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」にも記載された古典芸能です。

 「花売の縁」は高宮城親雲上作といわれ、初演は1808年。 別れた家族が再会を果たす物語で、現在では子役も活躍する人気の世話物です。

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