神洲太鼓は、昭和56年に山口県宇部市にて発足。
発足当初より、石川県加賀市の加賀太鼓の流れを汲む神事太鼓として、地元青年会を中心に幅広い年齢層の太鼓士が修練を積み、各祭事、講演会等での太鼓奉納活動を積極的に行っていました。
平成14年度より、世代交代により小路美保(しょうじみお)が代表となり、活動の拠点を福岡県北九州市八幡西区則松に移し、現在の「神洲太鼓」を再結成。翌年和太鼓教室を開講しました。 現在では、3歳児から大人まで総勢150名が日々和太鼓修練に励んでいます。
平成19年には、主に地元の子供達による「神洲八幡巫太鼓(しんしゅうやはたかんなぎだいこ)」を結成。また平成22年には「神洲則松こども太鼓(しんしゅうのりまつこどもだいこ)」、平成28年には「北九わらべっ鼓(きたきゅうわらべっこ)」が立ち上がり、日本太鼓連盟が主催する「日本太鼓ジュニアコンクール」に毎年参加して、鍛錬しています。
神洲太鼓が目標として掲げていることは「和太鼓を通じて礼節を重んじる心を育み、仲間同士での協調性を養い、また音楽的センスを磨くことによって、心身壮健な状態を創っていくこと」です。演奏者一人一人が「温故知新」の精神を持ち、古きよきものを重んじながらも新しい演奏スタイルを追求し続けていくことで、常に新しいことへ挑戦していく前向きな姿勢を大切にしたいと考えています。