神伝真正一如流、佳洲館道場は、流派の本部道場で、子供は2歳から、大人は80代まで、いろんな年代を対象にしたお稽古場です。
一如流の剣舞は、荒木無人斎流居合道の型を基本とする刀法です。詩舞は、刀を使いませんが、剣舞を基本とする舞になります。 両方とも、武道を基本としています。
稽古場の活動の一例としては、春日大社や、橿原神宮、湊川神社などに奉納舞に行ったり、また、全国剣詩舞コンクールに出場し、賞に選ばれたお稽古生もたくさんいます。年に一度、稽古場の発表会もあります。舞の発表と、構成番組の発表になります。 また、日本武道館に出演したり、兵庫県ふれあいの祭典に参加したり、活躍の場が沢山ある道場です。
剣舞は、吟詠にあわせて、刀や扇を持って舞う舞踊です。古武道の型を尊重した動きに特徴があり、刀の差し方や斬り方、構え方といった基本動作に剣術居合術などの刀法、礼法の影響を受けています。演技者には、武人の心構えや武士道の精神、気迫、格調を備えていることが、求められます。題材となる侍の心を理解し、武道の型を芸術に昇華したところに剣舞の魅力があるといえます。
詩舞は、「詩を聞かせ、そして舞う」と言われ、吟と舞が一体となった演出が見どころです。